千葉の紅葉キャンプ、正直そこまで期待できません。子連れなら「秋の実り」を狙おう

千葉の秋キャンプで父と息子2人が焚き火を囲み、焼き芋を楽しむイラスト 子連れキャンプ

こんにちは!『いっとっ〜こ!』です。

我が家は毎年11月ごろ、有野実苑オートキャンプ場に出かけるのが秋の恒例行事になっています。今年はさらに早めて11月上旬に行く予定です。目当ては紅葉ではなく、焚き火で作る焼き芋や季節の収穫体験。とはいえ滞在中はどうしても周りの木々にも目が行くもので、そのたびに「あれ、千葉の紅葉ってこんなものだったかな」と思ってしまいます。

正直に告白すると、千葉のキャンプ場で「うわあ真っ赤!」というレベルの紅葉に当たったことはほとんどありません。有野実苑も例外ではなく、紅葉する木がまったくないわけではないけれど、テレビで見るような山全体が燃えるような景色ではないのが本当のところ。紅葉を目当てに来ているわけではないので気にしすぎることもないのですが、「紅葉スポットとしてはどうなんだろう」と気になる方もいるはずなので、今回はそのあたりも含めて正直にお伝えします。

それでも毎年行きたくなるのはなぜか。答えは焚き火で作る、とろっとろの焼き芋です。アルミホイルに包んで熾火に放り込んで待つこと数十分。焚き火の炎を眺めながら「まだかな、まだかな」と子どもたちがそわそわし始めるあの時間が、実は紅葉を眺めるよりもずっと秋らしい過ごし方だったりします。出来上がった瞬間の湯気と甘い匂いに、息子たちはいつも夢中になります。あまりに美味しくて食べ過ぎてしまい、夕飯が入らなくなったことも一度や二度ではありません。

この記事の要約

  • 千葉のキャンプ場は全国的に見ても紅葉が遅く、色づきも控えめ。紅葉狙いで行くと拍子抜けする可能性がある
  • 例えば有野実苑オートキャンプ場の紅葉は例年11月下旬〜12月上旬が見頃。11月上旬〜中旬に行くと見頃前で色づきが薄いこともある
  • 本気で紅葉を見たいなら、養老渓谷方面など標高差のあるエリアも候補に入れると満足度が上がる
  • 紅葉が控えめでも、収穫体験や焚き火グルメなど「秋の実り」があるキャンプ場なら満足度は下がらない
  • とろとろ系の焼き芋を作るなら、濡らしたキッチンペーパー+アルミホイルでくるんで熾火に入れるのがコツ
  • 焼き芋は美味しすぎて食べ過ぎ注意。夕飯の量を調整しておくと安心
  • 訪問前に「収穫体験の実施状況」を施設サイトで確認しておくと当日がっかりしにくい

千葉のキャンプ場、正直「紅葉狙い」には向いていません

結論から言うと、千葉のキャンプ場は「紅葉を見に行く場所」としてはあまりおすすめできません。

もちろん紅葉する木が一本もないわけではないのですが、山全体が燃えるような本格的な紅葉狩りを期待していくと、たいてい肩透かしを食らいます。

色づきが控えめな千葉のキャンプ場で、木々を見上げる父と息子2人

千葉県は全国的に見ても紅葉が遅く、色づきも控えめな地域だと言われています。
太平洋側で冬も比較的温暖な気候のため、山間部のように寒暖差がはっきりつかないことが影響していると感じます。

我が家がよく行く有野実苑オートキャンプ場も、例年11月中旬ごろに訪れていますが、時期をずらしたからといって劇的に紅葉が濃くなるわけではないというのが、これまで通ってきた実感です。

「紅葉を見に千葉のキャンプ場へ」と考えている方は、正直なところ過度な期待は禁物です。
むしろ「紅葉はおまけ、メインは別にある」くらいの気持ちで行った方が満足度は高くなります。
実際、有野実苑オートキャンプ場の紅葉は例年11月下旬〜12月上旬が見頃とされています(ウェザーニュース調べ)。

我が家は例年11月中旬、今年はさらに早めた11月上旬に訪れる予定なので、そもそも見頃より前のタイミングで行っていたことになります。色づきが薄いと感じていたのは、時期を見誤っていただけなのかもしれません。とはいえ年によるばらつきも大きいので、「紅葉があったらラッキー」くらいの期待値で臨むのが一番がっかりしないコツです。

本気で紅葉そのものを見たいなら、養老渓谷方面のように標高差があり色づきが濃く出やすいエリアを検討するのも一つの手です。ただ、子連れキャンプの目的地としては、紅葉一点張りよりも「行けば何か楽しめる」場所を選ぶ方が、結局は家族みんなの満足度が高くなるというのが我が家の結論です。

その「紅葉に代わる本命」が、次に紹介する秋の実りです。

紅葉よりも子どもが喜ぶ「秋の実り」体験

紅葉が控えめでも、秋のキャンプが物足りないかというと全くそんなことはありません。
我が家が毎年秋のキャンプで楽しみにしているのは、焚き火で作る焼き芋や、その場で味わう季節の果物といった「秋の実り」体験です。

たとえば有野実苑オートキャンプ場では季節の野菜収穫体験ができ、以前オレンジ村オートキャンプ場に行った際にはみかん狩り放題を楽しみました。
木からもいだばかりの甘酸っぱいみかんを、焚き火のそばでどんどん食べる時間は、紅葉を眺める以上に子どもたちの記憶に残っているようです。
皮をむくたびに手が甘い香りでいっぱいになって、子どもたちも「もう一個」「もう一個」と止まらなくなっていました。

秋のみかん畑で、収穫したみかんを楽しむ父と息子2人

紅葉狙いで千葉のキャンプ場を選ぶよりも、「この時期はこの施設でこの味覚が楽しめる」という軸でキャンプ場を選ぶ方が、結果的に満足度の高い秋キャンプになる。これが我が家の実感です。

そして、その「秋の実り」の代表格が、家族みんなが毎回夢中になる焼き芋です。

とろとろ焼き芋の作り方。我が家の黄金ルール

秋に行くキャンプで我が家が欠かさないのが、焚き火で作る焼き芋です。

焼き芋と一口に言っても、ホクホク系ととろとろ系があります。我が家はスイートポテトのようにとろっとねっとりした仕上がりが好みなので、品種は「紅はるか」や「シルクスイート」を選び、以下のやり方を毎回守っています。

  1. サツマイモを洗って水気を切らずに、濡らしたキッチンペーパーでぐるっと包む
  2. その上からアルミホイルでもう一重巻く
  3. 熾火(炎が落ち着いて赤くおきている状態)の中に埋めるように入れる
  4. あとは焚き火を眺めながら気長に待つ
父がトングを使い、アルミホイルで包んだサツマイモを焚き火の熾火に入れる様子

濡らしたキッチンペーパーで包んでからホイルを巻くのがポイントで、蒸し焼きに近い状態になるので、じっくり低温でホクホクを超えてとろとろに仕上がりやすいです。
焦がしてしまったことは今のところ一度もありません。

焼き上がりの時間はサツマイモの太さや熾火の温度によって差がありますが、我が家では焚き火をひとしきり楽しんでいる間、ときどき位置を変えながら気長に待つくらいの感覚でちょうどよく仕上がります。串や割り箸を刺してみて、すっと通ればできあがりの合図です。
火傷しないよう、取り出すときは軍手やトングを使うのを忘れずに。

唯一の注意点は「美味しすぎて食べ過ぎる」ことです。焼きたての熱々を頬張っていたら、気づけばお腹いっぱいで夕飯が食べられなくなっていた……ということが我が家では何度もありました。焼き芋は夕飯の前に少し軽めに、1人1本ではなく家族でシェアするくらいの量を決めてから焚き火に入れることをおすすめします。

焚き火のそばで、とろとろの焼き芋を父と息子2人で分けて食べる様子

「秋の実り」体験ができるキャンプ場の選び方

紅葉狙いでキャンプ場を選ぶよりも、「この時期はこの施設でこの味覚が楽しめる」という軸で選ぶ方が、結果的に満足度の高い秋キャンプになる。これが我が家の実感です。選ぶときに見ているポイントは次の3つです。

  • 収穫体験(芋掘り・みかん狩りなど)を実施している時期・曜日を公式サイトで事前確認する
  • 体験だけで終わらせず、獲れたもの(芋やみかん)を現地でその場で味わえるか(持ち帰り限定だと焚き火グルメにできません)
  • 紅葉を本気で狙うなら別日程で標高差のあるエリアに切り替える、と割り切る

事前に施設の公式サイトで収穫体験の実施状況を確認しておくと、当日「今日はやっていません」とがっかりせずに済みます。我が家の決断トリガーはシンプルで、「紅葉が見たいか」「秋の味覚を楽しみたいか」で行き先を変えます。今年もこの時期は有野実苑で、焼き芋片手に子どもたちと焚き火を囲むつもりです。

初めて秋キャンプに挑戦するなら、まずはサツマイモとアルミホイル、濡らせるキッチンペーパーを持って、いつものキャンプ場の焚き火に放り込んでみてください。紅葉がなくても、それだけで十分「秋らしい」キャンプになるはずです。

まとめ

千葉の紅葉が控えめでも、秋ならではの楽しみ方はちゃんとあります。焚き火で作るとろとろ焼き芋や、みかん狩りのような季節の恵みを味わう時間は、色づいた木々を眺める以上に子どもたちの記憶に残っているように感じます。「紅葉が微妙だった」で終わらせず、その場にあるもので秋を楽しむ工夫をするのも、キャンプの醍醐味なのかもしれません。今年の秋キャンプも、紅葉より焼き芋を主役にして、家族でのんびり焚き火を囲む予定です。

タイトルとURLをコピーしました