こんにちは!『いっとっ〜こ!』です。
「パパ、たまには一人でキャンプ行けば?」
片付けを終えてソファに沈み込んでいた私に、息子がふと言いました。
実は私、もともとはソロキャンプから始めた人間です。
結婚してファミキャンが中心になってからは、一人で焚き火を眺める時間からすっかり離れていました。
息子の一言でそのことに気づき、数年ぶりに一人でキャンプ場へ向かうことになりました。
ファミキャンとソロキャンプ、両方やってみて改めて感じたのは「同じキャンプなのに、目的がまるで違う」ということです。
今日はその違いと、両方やるからこそ見えてきたことをお話しします。
この記事の要約
- ファミキャンは「家族のおもてなし」、ソロは「自分を整える時間」と役割を分けると気持ちが楽になる
- 焚き火台やバーナーは家族と兼用し、テントは「ogawa オーナーロッジ52R T/C」のような1〜4人対応モデルを選ぶと、ソロもファミキャンも1つで賄える
- ソロキャンプの前は「日程・場所・帰宅時間」を家族に共有し、休日の家事や送迎をひとつ肩代わりしておくと角が立たない
- ソロで設営から撤収まで一人でこなす経験は、ファミキャンでの段取りスピードに直結する
- 泊まりでなくても、焚き火が許可された近場のデイキャンプ場で数時間過ごす「プチソロ」でも十分リセット効果がある(直火禁止の厳守と完全消火は必須)
ファミリーキャンプと”自分だけのキャンプ”の決定的な違い
ファミキャンに行くとき、私の頭の中は常に子供の安全と食事のタイミングでいっぱいです。
設営中も「息子はどこにいるか」「そろそろお腹すいたと言い出すな」と、意識が何本にも枝分かれしています。
それが悪いという話ではなく、パパの役割としては当然のことです。
一方でソロキャンプは、焚き火の前に座って、ただ薪が爆ぜる音を聞いているだけの時間が許されます。
久しぶりに一人で行った夜、誰にも呼ばれない静けさに、逆にそわそわしてしまったのを覚えています。
普段なら「パパ、あれ取って」「これどうやるの」と絶えず声がかかるのに、その日は自分のペースで薪をくべるだけ。
しばらくして、体の力がすっと抜けていく感覚がありました。
スマホの通知も切って、ただ火を眺めているだけで、頭の中の仕事や家庭のタスクリストがどんどん薄れていったのを覚えています。
ファミキャンが「家族へのおもてなし」だとすれば、ソロキャンプは「自分のメンテナンス」です。

どちらが上ということではなく、目的が違うだけなんですよね。
この違いを言葉にできてから、ファミキャンで多少バタバタしても「これは家族のための時間だから」と割り切れるようになりましたし、逆にソロの静けさにも罪悪感を持たずに浸れるようになりました。
道具はどう選ぶ?ファミキャンでも使える汎用ギアを買い足す
「ソロ用・デュオ用に道具を別で揃えないといけないのでは」と思う方もいるかもしれませんが、実はそんなことはありません。
焚き火台やシングルバーナー、コンパクトなクッカーは、ファミキャンで使っているものをそのまま持っていけば十分です。
大人数用の道具をあえて一人で使うことで、いつもの設営を見直すきっかけにもなります。
私が買い足すときに意識しているのは、「ソロ専用」で終わらせず、ファミキャンでも活躍してくれるかどうかです。
そんな考えで先日新調したのが、ogawa(オガワ)の「オーナーロッジ52R T/C」というテントです。
1人からファミリーの4人まで対応できるサイズながら、一人での設営も比較的楽にできるのがポイントで、ソロで持ち出すことも、ファミキャンのメインテントとして使うこともできます。
「1人用」「家族用」と分けて何張りも持つのではなく、1つのテントで幅広い人数をカバーできると、購入コストも収納スペースもぐっと抑えられます。
コンパクトなチェアも、人数の多いキャンプでは予備の椅子として重宝しますし、来客用にもなります。
「一人のときしか出番がないギア」をなるべく増やさず、シーンをまたいで使い回せるものを選ぶのが、我が家の買い足しルールです。
チェアやランタンなど、比較的軽いギアはリユースショップの出番です。
セカンドストリートやハードオフの店頭で状態の良い中古品を探すと、かなり費用を抑えられます。
一方でテントのように長く使い、家族の快適さに直結するギアは、多少値が張っても新品で選ぶようにしています。
逆に寝袋やマットのような肌に直接触れるものも、衛生面を考えて新品を選んでいます。
「ソロ専用」「ファミリー専用」ときっちり分けるのではなく、シーンをまたいで活躍できるかを基準に選んでいく。

これが、無駄な出費を増やさずにギアを充実させていくコツだと感じています。
我が家で兼用しているギア
焚き火台、シングルバーナー、コッヘル、チェア(軽量タイプのみ)は、ファミキャンとソロで共通して使っています。
大きなクーラーボックスは家族用のまま使うと車内も現地でも持て余すので、ソロのときは小さめのソフトクーラーに詰め替えて持っていくのがポイントです。
汎用性を軸に買い足したギア
象徴的なのが先ほどのogawaオーナーロッジ52R T/Cで、1人からファミリーまで幅広く対応できるテントを新品で選びました。
そのほか、コンパクトに畳めるチェアや小さいマットは中古ショップで探し、費用を抑えています。
いずれも「ソロ・デュオ・ファミキャン」のどのシーンでも出番があるものを選んでいます。
いきなり専用ギアを揃えなくても、まずは今あるファミリー用ギアの中から持ち出せるものがないか見直し、そのうえで「どのシーンでも使えるか」を軸に買い足していくのがおすすめです。
パパがソロキャンプに行くための「家族への配慮と根回し」
ソロキャンプに行きたいと思っても、いきなり「来週一人で行ってくる」では、家族の心証はよくありません。
私が心がけているのは、日程・場所・帰宅時間の3つを早めに共有することです。

キャンプ場の電波状況もあらかじめ伝え、連絡が取りにくい時間帯があることも先に共有しておくと、妻も安心して送り出してくれます。
加えて、ソロに行く週は「土曜の朝の子供の習い事送迎は僕がやるから」など、家事や予定をひとつ引き受けるようにしています。
これは義務というより、家族との時間を大切にしている姿勢を見せる意味合いが大きいです。
最初にソロキャンプに行くと伝えたとき、妻には少し驚かれましたが、「たまには息抜きしてきなよ」と快く送り出してもらえました。
帰ってきた日の夜には、現地で見た景色や食べたものを家族に話すようにしています。
そうすると「今度連れて行って」と息子が興味を持ってくれることもあり、ソロの経験がファミキャンの新しいネタにもつながっています。
一方的に「行かせてもらう」のではなく、家族への感謝とセットで考えることが、ソロキャンプを続けるうえでの大前提だと感じています。
ソロを経験したことでファミリーキャンプの段取り力が上がった理由
ソロキャンプでは、設営も焚き火も片付けも、当然すべて一人でこなさなければいけません。
誰にも頼れない状況で何度も試行錯誤するうちに、無駄な動きがそぎ落とされていきました。
たとえば、ペグを打つ順番やタープを張るタイミングなど、ファミキャンでは考えもしなかった細かい手順を見直す機会になりました。
この経験は、ファミキャンの設営にもそのまま活きています。
以前は家族を待たせながら手探りで設営していましたが、今は動線がはっきり頭に入っているので、迷いなく手が動くようになりました。
浮いた時間で子供と一緒に薪を拾いに行けるようになったのは、うれしい変化です。

妻からも「最近テント張るの早くなったね」と言われたときは、ソロで鍛えた成果を実感できた瞬間でした。
ソロキャンプは自分だけのための時間ですが、結果として家族との時間の質を上げてくれる。
そんな不思議な好循環が生まれました。
まとめ
ファミキャンとソロキャンプ、どちらも私にとって欠かせないキャンプの形になりました。
「自分だけの時間」を持つことに罪悪感を感じる必要はありません。
パパがきちんとリセットできていると、家族と過ごす時間もずっと穏やかなものになります。
いきなり泊まりでなくても、焚き火が許可された近場のデイキャンプ場で夕方の数時間だけ過ごす「プチソロ」から始めるのもおすすめです。
火気使用のルールや直火禁止を守り、完全消火と炭の持ち帰りを徹底したうえで、安全に楽しみましょう。
無理のない範囲で自分の時間を確保することが、結果として家族への余裕につながります。
この秋、少しだけ一人の焚き火を計画してみるのはいかがでしょうか。
きっと、次のファミキャンがもっと楽しみになるはずです。
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